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水質の改善で地球温暖化防止に貢献を

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世界の金融や経済の課題について話し合われる「主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)」が、10月31日に閉幕しました。 今回は、主要な議題のひとつである、地球温暖化の防止や石炭火力に対しての援助停止で合意したものの、脱石炭期限の明確化にまでには至りませんでした。 ただ、そんななかでも注目されるトピックがありました。 …

役に立つ細菌「浄化菌」で水質改善

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2020年の始まりとともに、全世界に広がった新型コロナウイルスのパンデミック。 かつてない生活制限を強いられるなど、多大な影響をもたらしました。そもそも、こうしたウイルスと細菌は何がどう違うのか。そんな疑問を持たれる方も多いのではないでしょうか。 まず、大きさがかなり違います。細菌は人の細胞の1/10程度ですが、ウイル …

栄養状態のバランスを保ち良好な水質に

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大小さまざまな島々が点在し、風光明媚な景色が見るものを魅了する瀬戸内海。 日本有数の豊かな漁場でもあり、「里海」とも呼ばれています。 そんな瀬戸内海に関して、2021年6月、注目すべき法改正が行われました。 改正瀬戸内海環境保全特別措置法(瀬戸内法)が、衆院本会議で可決し成立したのです。 これにより、栄養塩類の濃度を沿 …

清い水辺を取り戻した環境法の歴史

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日本における水質改善への取り組みは、高度経済成長期に最悪の水質汚染を経験した後に始まりました。 そもそも、水辺の汚染の歴史は文明開化の明治時代までさかのぼります。富国強兵の名のもと急速な産業の近代化が進行。 太平洋戦争後の産業復興の時代を経て、昭和30年代の経済の飛躍的発展に至るまで、都市を中心に汚水が垂れ流され水質汚 …

「湧昇」を応用し自然に水質改善

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自然はときに、実にドラマチックな現象を引き起こします。 世界の海で見られる「湧昇」もそのひとつ。 下層の海水が湧き上がってくる現象ですが、通常、上層と下層の海水は塩分濃度や温度など、いろいろな条件が異なるため互いに混じり合うことはありません。 それが、特定方向への風が海面を強く吹き付けるといった条件が重なると発生し、興 …

水質維持にとっての諸刃の刃、水草

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夏の日差しを浴びて輝く湖面に、青々と茂る水草は涼を誘います。 見た目だけでなく、湖沼や池に適度に茂っていると、メダカなどの小魚たちのすみかにもなり生物多様性の維持に役立ちます。 水中のチッソ分などを吸収するため、水を浄化し透明度を上げる作用もあり自然環境を守るのに欠かせません。 ただしこれは、あくまで繁殖面積が“適度で …

「光」と「水流」がミドロ退治の鍵

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水槽の中に漂う、緑色の綿菓子のようなフワフワとした物体…。 自宅で金魚やメダカなどを飼っていると、ピンとくる方も多いでしょう。 これはアオミドロと言って、水槽だけでなく、池など閉ざされた水辺に多く生息するポピュラーなミドロの仲間です。 ミドロは藻類に属し、水と光、リンやチッソなどの栄養分さえあれば、どんどん増えていきま …

「藻」の繁殖は超音波で防ぐ

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「藻」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。 一般的には、川や池で見られる植物の姿を想像される方が多いのではないでしょうか。 ただ、これは藻、つまり、藻(そう)類のほんの一部に過ぎません。 海を漂う昆布などの大型の海藻も、健康食品として消費されるクロレラやユーグレナといった微細藻類も、すべて藻類に分類されます。 藻類の …

放っておくと深刻な被害をもたらすアオコ

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池などの水面を覆うエメラルドグリーンの薄い膜。 一般的にアオコは、そんなイメージではないでしょうか。その鮮やかなカラーリングゆえに、人によっては綺麗だと感じる方もおられるかもしれません。 実際、別名「水の華」とも呼ばれるほどです。ところが、見かけ以上にアオコは危険な生物であることが分かっています。 そもそもアオコとは何 …

「炭」と「菌」の相乗効果で水質改善

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備長炭で有名な「炭」は、燃料としての使用以外にさまざまな用途で広く使われています。 そのひとつが、水質の改善。汚れをきれいにするだけでなく匂いまで除去してくれます。 炭には無数の細かい空洞が空いており、1gあたりの穴の表面積は300〜400㎡。 これがフィルターの役割を果たすため、水を濾過して汚れを除去してくれる仕組み …